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2006 年02 月20 日

ヒーターコア

おもらしを直そうと試みまして。

むきだし




直しきれずコア剥き出し、デフロスタもファンもとっぱらったまま
冷蔵車として活躍中です。

犯人はヒーターコックのOリングで、外周が摩耗しておりました。
擦動部なので負担があるのは判りますが
1年持たないってのは、はてさて。

サーモを取っ払い、しつこく経路内の掃除をしたところ
結構なサビ水が次から次へと出てきました。
鋳鉄ケース、ライナーの宿命ではあります。
種類の違うクーラント同士が反応して析出した白濁水も
やっぱり出てきています。
ヒーターコア内のサビも取り切れて無いんだろうなー。

クーラントはグラセオルと水、五分五分で
とりあえず良しとします。
コックのOリングは…どんな材質でしょう?

グラセオルの主成分はエチレングリコール、
そこに消泡剤、防錆剤等が添加されている石油製品です。
ホームセンターで手に入るOリングと言えば
殆どがニトリルゴム製です。
コックの部品として使われているOリングは…
不明であります。

ニトリルゴムは、耐油性、耐熱性について問題はないと思いますが
耐寒性は良くないです。
クーラントが凍結するほど寒くはありませんので
硬化&サビサビ研磨で摩耗したとも考えづらいんですよね。。。

考えも及びませんので、シリコングリースを塗って
組んでしまっています。
差しあたり、おもらしは止まっている模様です。
しばらくは様子を見る事にしましょう。

あ、そうそう
ウォータポンプ/コア間のホースと
エア抜きの細いホース(バルブ付き)も交換しています。
元々付いていたホースは未だ柔らかく
暫くは問題無さそうでしたが、
内面のサビ被服は心臓に悪いので
取っ替えっこです。

しばらくはしゃむいですが、じっと我慢。


と、こればかりでは辛気くさいので
いぬのさんのお気に入り、チェコのタトラであります。

ラリー?




氏のブログ、割烹ゐぬ乃で紹介されていて
僕が幼少時代にミニカーを持っていたのを思い出し
懐かしさから調べてみると
現役でラリーに出ている方がいらっしゃるようです。

これは4つ目の2-T603ですが、十分極道でしょう。

乗用車作らなくなったと思ったら
カミオンでパリダカ出ちゃうし、
素敵な会社です。

いすゞさん、見習いませんか?
もし見習ったら、僕がファストバックのベレットで
ラリーを始めてあげましょう。
もちろんワークスサポートで。

ところでいぬのさん、
今更ながらリンクさせて頂きました…

まではよかったのですが、
何か間違えて2つ並んじゃっています。
変なのですが、直し方が判らないので
直せるまで暫くの間ごめんなさい。m(;;)m

投稿者:やat 18 :32| 整備 | コメント(4 ) | トラックバック(0 )

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◆この記事へのコメント:

◆コメント

どうもどうもいぬのです

しかしタトラでラリーとは 粋な極道の方がいるものでスナ
空冷V8の音をこの世があるうちに聴いて見たいものです

昔から空冷という単語に反応する性質であります
冷却フィンの存在が好きなのであります

空冷ロータリーバイクのハーキュレスなど
最高の芸術作品であります
どうやって鋳ぬいたのか考えると夜も眠れません(オオゲサ)


うちのキャトルはトラブル無く距離を重ねて14万キロ目前
ですが 換えなきゃいけないとこだらけなんだろうな
とは常々思いながら乗っております
異音や違和感に神経を尖らせながら乗ってはいますが
さて これでいいのか 明日はどっちだ

投稿者: いぬの : at 2006 /02 /21 10 :28

◆コメント

どうも、いぬのさん。

空冷ブイハチ、実に興味深いです。
911+ロードランナーみたいな音なんでしょうかね。
4輪の空冷ってだけでも素敵ですよね。
いにしへのホンダ車の音ってどんなだっけなぁ…

かくいう僕も、単車は空冷が殆どです。
ET3とカブ以外は川重だけという
偏った選択ばかりですが
やっぱりフィンがないと
どうにも乗る気が起こりません。

さて、14万キロですか。
消耗品の交換度合いに依るのでしょうが
エンヂン自体は圧縮が落ちるくらいで
特に問題は起こらない気がします。
面倒なのは回る部分のベアリング関係でしょうか。

僕のは全体に問題だらけですが。(;;)

投稿者: や : at 2006 /02 /21 14 :43

◆コメント

どうもどうもどうもです

もう一台のV6車のほうは現在13.7万キロ
とはいっても2000rpm以下が常用回転ですので
国産同クラスのV63.5Lあたりのエンジンに比べれば
まだまだこれからへたりも無し
といったところだと思います
本国では50万“マイル”走るこの車
日本の地ではチト過酷な運用にならざるを得ず
50万マイルは無理としても 20万マイルは乗りたい
ものと思います

仙台ハイランドにて ダッジ440マグナムが轟音とともに
車体を揺らすサマをみたことがありますが
エンジンと一緒に車体も揺れる車に驚愕しました
426HIMIよりも440のほうが迫力あります
あのテの車に乗るには 税金のハードルだけではないなと
否応無しにおもわせられました

投稿者: いぬの : at 2006 /02 /21 16 :00

◆コメント

どうもどうもいぬのさん。

62〜3あたりの440でしょうか。
Bボディだとしても、我が国ではデカイですよね。
確かに8ナムバーにしたくなる気持ちも判りますし
一寸手に余りそうです。
バラクーダなど、一度は乗りたいと思いますが。

Go-Stop、渋滞の頻発する日本では
かの国の車達はくたびれるでしょうね。
でも大事なトコロは丈夫なので
どれだけ乗れるか、オーナー次第なんですね。

さて、サビ取りに励みますか。(^^;

投稿者: や : at 2006 /02 /22 10 :21

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